空を見たのが

久しぶりのように感じた瞬間
その空は
青くて眩しくて

いつの間にか
空気は少し秋色に

何もしていないようで
いつも変化している
空と空気と自分と

小さくて些細なことの連鎖が
大きな変化へ繋がるように

心の持ち方はいつも
優しくて
慈しみのある方へ

Message

何かが起こる
何かを考える

それは全て自分が引き寄せた

目の前で
こんなにも美しい花が咲いていて
その光景を目にすることも
今の自分にきっと必要

小さな選択と
大きな選択の繰り返しの中

愛のある優しい選択が
必ずどこかにあるはずで

探し続ける旅が
人生なのかも知れません

Cicada’s life

何年もの間
土の中で何を思うのか

地上に出るのは
ほんのひととき

黙々と木に登り
軽やかに
幻想的に変身し
生を全うして
また次の命へ

蝉の声を
何気なく聞いていたけれど
短い生涯の魂の歌

耳を澄ませて
鑑賞しよう

Feel

考えても
答えがわからないときには

感じるようにしています

空の色の変化を眺めたり
ちいさな生き物の
世界を覗いてみたり
風や太陽の光を身体に浴びてみたり

そうすると
人生のからくりの紐が
きらりと解ける瞬間が

常に選択は
心が触れる方へ
振り返ると
そんな歩み方をしています

その先の答えは
きっと今
作られているのを
感じながら

シノノメイロ

空が綺麗で
見とれてしまった
朝の四時半

ふとすると
空の色は
東雲色から
水色に変わっていました

身の回りに
小さくて大きな奇跡は
驚くほど沢山
起こっているだろうに

一瞬の幸運を
生きている煌めきを

できるだけ
気がつける人生でありたいと
願います

満月に思うこと

満ちては
欠けてゆく

始まりがあって
終わりがあって

生まれては
地に還る
一連の巡りのその途中

沢山の新しいことが始まり
人生に色を加える今

いつかの終わりに
臆病になるよりも

抗わずに受け入れて
心に刻みつけたい

永遠になるだろう
たった今
この瞬間を

Life is…

渇いた身体を
水分が潤すように

軽快な音楽が
心を満たします

知っている人から
伝えたい人へ
音楽とその背景が
降りてゆく

バトンのように
託されたその曲に
新たな想いと喜びが
乗せられて

いつか
他の誰かに
伝わることでしょう

祈り

言葉にすると
ありふれてしまうけれど

人生は愛に溢れている

そう信じて
今も生きています
そしてこれからも

関わり合う全ての人が

小さくて大きな幸せに
静かで穏やかな愛に

満たされますように