
上を見上げたら
野生の花たちが
こちらを見てと
言っているようで
嵐を乗り越え
自然の恵みを浴び
他の木々らと共存し
しなやかさは
強さでもあり
美しさでもあり
そんな枝葉に
花びらに
私もなれるよう
優しく愛おしい日々に

上を見上げたら
野生の花たちが
こちらを見てと
言っているようで
嵐を乗り越え
自然の恵みを浴び
他の木々らと共存し
しなやかさは
強さでもあり
美しさでもあり
そんな枝葉に
花びらに
私もなれるよう

あの向こう側
ずっとずっと
遠くへ
そこは
どんな景色なのだろう
いつも心は
ワクワクする方へ
魅せられてゆく
もっと見たい景色
もっと掴みたい夢
もっともっと
可能性は限りなく
きっと限界はなくて
何かに行き詰った時には
来た道を戻り
また新しい道へ
進もう

夏がさらさらと
過ぎてゆく
そして季節は秋へ
こうして繰り返す
季節を
あとどれくらい重ねて
私たちは
成長してゆくのでしょう
上を向くことにも
心が深くなることにも
終わりはなくて
見上げる空は
どこまでもどこまでも続く
点と点が
いつか線で繋がる
その未来を探しています

ゆらゆらと
風に揺れる
撫子の花
音楽も
写真も
心に迫るものは
相手の
想像力を広げる
高く広くどこまでも
まるで
そこから
風が吹いているみたいに
そんな写真を
一枚でも多く撮れるよう
できるだけ
沢山のものを見て
沢山のものに触れて
沢山感じる
そんな生き方を

撮りためていた写真を
一枚一枚
引き出して見返すと
何を感じていたのか
見えるような気がします
淡い水色
まっさらな白
ピンク、紫、グラデーション
どの花もそれぞれの
美しさ
どの色を選んでも
間違いなどなくて
あなたの意思で
選ぶもの全てが
あなたの生き方
心が自由に
あなたらしくなることが
あなたの生き方

綺麗な言葉を
紡ぎたいけれど
言葉が出てこないことも
そんな時には
流れ出る感情を
そのままに
そのまま流れさせて
どんな心の目で見ても
花は
いつも美しい

この白い花びらは
いつまでも白く
瑞々しくあって欲しい
私の心の目は
きっといつまでも
色褪せない
このままの
花びらを見続けるでしょう

繊細な彩りのグラデーション
刻々と変化する
優しい色合いを
ずっと見ていたい
彩りの変化は
さらさらと流れる
水の流れのようでもあり
空に向かって高く昇る
音楽のようでもあり
心地よく頬を撫でる
そよ風のようでもあり
自然の
ほんの一部でしかない私たちは
年月を重ね
こうして生きています
時の流れとともに
変化するものを受け止めて
時には美しく
時には切なく
沢山の想いと
願いと
確かな希望を抱きながら

たまにシトシト
たまにザァザァ
柔らかな蕾の上を
嵐が通ることも
時には雨が
涙のように見えるもの
止まない雨はなくて
雨上がりには
虹が出たりもするのです

目の前にやってくる
全てのことは
贈り物
楽しくてしょうがないことも
辛くて悲しく感じることも
その先には
経験や
心の深みがあって
人生に新しい色を
加えてくれる
カラフルな生き方も
奥深いグラデーションのある生き方も
それはそれで大歓迎
贈り物の
リボンを
解いてゆこう