金継ぎ

落として欠けてしまった陶器に
金の筋がきらりと光る

割れてしまったかけらを
もう一度
結ぶという作業

元通りになった姿は
痛々しくはなくて

更に神々しく
重みを増して
存在を際立たせている

まるで人の生き方のように

金の傷の数だけ
美しい

Shizuku

抱えきれずに
溢れそう

ぎりぎりまで
持ちこたえていたけれど
雫が
地面に落ちる

でも
大丈夫

地面に落ちた雫は
蕾に
花に
力を与える

遠回りだとしても

降りかかる
全ての経験が
あなたの
糧になるように

Behind your smile

そこはかとなく優しい人が
どんな風に人生を歩んできたか

思いがけず
聞くことがありました

柔らかな笑顔
包み込むような
深い愛
愛らしい性格のもとには

悲しい経験もあったのだと
だからこその
深い優しさ

心が美しい人の
共通点に
気づけたような気がします

The last day of 2019

年々
時の過ぎる速さが
増しているように感じます

やり残しリストを
慌てて更新しながらの大晦日

晴れ間があって雨模様
上り坂に下り坂
涙があって笑顔が見れた
そんな日々を過ごしてきたけれど

どんな時にも
心を通わせることができる
優しい存在が居てくれたことに
感謝して
一年を締めくくります

何もないより
色々あった方が
人生は色づき
豊かになると信じて

沢山の愛を
感謝を
温かな深いこの気持ちを
大切な人へ贈ります

これからやってくる
新しい一年が
素晴らしいものになるよう
願いを込めて

Your way & my way

あの向こう側
ずっとずっと
遠くへ

そこは
どんな景色なのだろう

いつも心は
ワクワクする方へ
魅せられてゆく

もっと見たい景色
もっと掴みたい夢

もっともっと

可能性は限りなく
きっと限界はなくて

何かに行き詰った時には

来た道を戻り
また新しい道へ
進もう

空はどこまでも

夏がさらさらと
過ぎてゆく
そして季節は秋へ

こうして繰り返す
季節を
あとどれくらい重ねて
私たちは
成長してゆくのでしょう

上を向くことにも
心が深くなることにも
終わりはなくて

見上げる空は
どこまでもどこまでも続く

点と点が
いつか線で繋がる
その未来を探しています

Pipo

ゆらゆらと
風に揺れる
撫子の花

音楽も
写真も
心に迫るものは

相手の
想像力を広げる
高く広くどこまでも

まるで
そこから
風が吹いているみたいに

そんな写真を
一枚でも多く撮れるよう

できるだけ
沢山のものを見て
沢山のものに触れて
沢山感じる

そんな生き方を

colorful choices

撮りためていた写真を
一枚一枚
引き出して見返すと

何を感じていたのか
見えるような気がします

淡い水色
まっさらな白
ピンク、紫、グラデーション

どの花もそれぞれの
美しさ

どの色を選んでも
間違いなどなくて

あなたの意思で
選ぶもの全てが
あなたの生き方

心が自由に
あなたらしくなることが
あなたの生き方