この季節
この心地よい風は
一度限りのものだから
風が吹いて
光が差す
ゆらゆらと
花や葉が揺れる
この一瞬を見逃さないように
この一瞬を感じられるように
今自分を
包み込んでいる空気
眼の前に広がる景色
心に思い描く夢と共に
今生きています
優しく愛おしい日々に
この季節
この心地よい風は
一度限りのものだから
風が吹いて
光が差す
ゆらゆらと
花や葉が揺れる
この一瞬を見逃さないように
この一瞬を感じられるように
今自分を
包み込んでいる空気
眼の前に広がる景色
心に思い描く夢と共に
今生きています
ずっと撮ってみたかった
この一枚
華やかでありながら
密やかであり
儚くもあり
仄かな光が
くっきりとした光よりも
優しく
心に沁みるときがあります
世の中の動きを
よそに
蕾を膨らませ
美しく花開く
起こることを
そのまま受け止めて
桜の花は
さらさらと
風になびき
美しさを際立たせる
花びらを風に乗せて
次の季節へと
手放して
自然の摂理に
抗うことない
その美しさ
桜の木の下で
この瞬間に
出会えた幸せを
感じています
あなたの心に花を
進み続ける
あなたの心に
優しい色の花を
一緒に
祈りを込めて
見届けよう
人生は続いてゆくから
今日という日が
あって良かった
そう思える日々で
あるように
鳥が花をついばむ瞬間も
見逃さないように
美しいもの
潔く清らかなものに
目を向けて
できるだけ
光のある方へ
今この手の中に
あるものへの感謝を
今日という一日が
あなたの人生の中の
意味のある一日で
あるように
ゆらゆらと
右へ左へ
どこへ向かうのか
目的を見失いそうに
なるときもあるけれど
心許せる人からの
温かな言葉で
ふと
解き放たれる
時も
人も
人生も
巡り巡るものだから
焦らずに
広い視野で
おおらかな心で
あなたの存在が
私の道しるべ
柔らかな
季節がやってきました
もうそこまで
足元に広がる
春のかけらを
ひとつひとつ拾って
生涯
たった一度の
今の季節を
味わうと
しましょうか
落として欠けてしまった陶器に
金の筋がきらりと光る
割れてしまったかけらを
もう一度
結ぶという作業
元通りになった姿は
痛々しくはなくて
更に神々しく
重みを増して
存在を際立たせている
まるで人の生き方のように
金の傷の数だけ
美しい
抱えきれずに
溢れそう
ぎりぎりまで
持ちこたえていたけれど
雫が
地面に落ちる
でも
大丈夫
地面に落ちた雫は
蕾に
花に
力を与える
遠回りだとしても
降りかかる
全ての経験が
あなたの
糧になるように
そこはかとなく優しい人が
どんな風に人生を歩んできたか
思いがけず
聞くことがありました
柔らかな笑顔
包み込むような
深い愛
愛らしい性格のもとには
悲しい経験もあったのだと
だからこその
深い優しさ
心が美しい人の
共通点に
気づけたような気がします