
語るべき人と
語るべき愛のある言葉を
きっと言葉は
時間と同じくらい
限りあるものだから
優しく愛おしい日々に
語るべき人と
語るべき愛のある言葉を
きっと言葉は
時間と同じくらい
限りあるものだから
春の色
春の風
春の雨
春と名のつくものは
全てが柔らかくて
目を細めたくなるような
優しいものばかり
あぁまた春風に吹かれた喜び
この日を感じたかった
生きていたかった
かけがえのない
誰かの想いと共に
今を
この一瞬を感じて
季節の始まりは
春なのでしょうか
大地や植物が
長い眠りから目を覚ます
ちらほらと
開き始めた花弁と
解れ始めた心を重ねて
小さくて
優しい花を
沢山咲かせる
そんな年になるように
そんな年にするように
近くにいる人
離れている人に
思いを込めて
そっと心に寄り添うような
写真を
好きな写真が撮れたとき
わくわくするような
清々しい気持ちに
これは確かに
私が見た世界
私が生きていた
世界の一コマ
写真という形で
時を止めて
生きた証をここに刻もう
そしてこれからも
点と点が
線になるとき
目の前に差し出された
きれいな花を
にっこり笑って
受けよう
見上げて
シャッターを切る
思いがけず
背景が真っ白の
写真が撮れました
偶然の作品
きっと見ないだけ
気づかないだけで
こんな発見が
周りに転がっている
下を見た後は
上を見上げて
空を見上げるその途中に
何かを見つけよう
写真を撮り始めた理由
それは 自分の見た世界を
大切な人たちに
共有してもらいたかったから
そこから始まり
自分の切り取る世界が
誰かの
癒しや励ましになることを知って
幸せな気持ちになったこと
原点に戻って
今の自分が
切り取る世界を
これからも
発信してゆきます
可愛らしい花々を見つけては
シャッターを切る
緑とピンクの色合わせが
少女たちを連想させて
微笑ましくなります
あれから何年も経ったけれど
あの頃の記憶が
時に頭をよぎります
何ともない穏やかな光景が
ずっと忘れられないのは
そこに温かな空気と思いが
流れていたからではないでしょうか
見惚れてしまうほどの
透き通るような美しさ
自分を生き切ることの潔さよ
根と茎と葉と花が一つになって
命の在り方を教えてくれているようで
外見と内面は繋がっている
美しくあるために
今できることは
魂を磨くこと