仲が良さそうに見えました
息がぴったりで
魚をとるタイミングまで一緒
水面がきらりと光るたび
時間もさらさら流れています
同じ時間を共にいるだけで
お互いの何かを
積み上げているのでしょう
優しく愛おしい日々に
仲が良さそうに見えました
息がぴったりで
魚をとるタイミングまで一緒
水面がきらりと光るたび
時間もさらさら流れています
同じ時間を共にいるだけで
お互いの何かを
積み上げているのでしょう
この季節の色が好きです
植物は芽吹き
太陽に向かって広がり
気持ちも自然と上向きに
この先に
どんな未来があるのでしょう
あらゆる可能性を楽しみつつ
今に集中を
猫の影はやっぱり猫の形
そんな当たり前の事に
はっと気がつきます
あらゆる生き物との調和で
今の生活があることを
思い出させてくれました
桜の季節が終わりました
終わりははじまりでもあって
北の方ではこれから桜の季節が始まります
お別れがまた新しい誰かとの出逢いに
繋がっているように
はじまりと終わりはきっと同じ
こちらに向かってきてくれる
同じ方向を見て
一緒に歩みましょう
心地良い距離で
夜桜
太陽ではなく
街灯が照らしていました
心が沈んでいたとしても
桜を見るときには
顔を上げる
綺麗だなぁと
感じている瞬間だけでも
上向きの気持ちでいてほしい
桜は優しい花
猫はこちら側を覗き
レンズを通し
私を見ていたけれど
写真という形になると
きっと未来の誰かと
向き合うことでしょう
時空を超えて
私ではない他の誰かと
繋がっている
最近
写真の奥行きをいうものを
感じています
水面に映った世界でも
桜が満開
雨の日と桜
こんな楽しみもありました
サクラ、サクラ、サクラ
この季節がやってきました
「想い」を形にすると
花びらのように
なるのではないかと想像します
咲いては
風に吹かれて舞い上がり
土に還って
巡り巡ってまた花開く
見る人の心を研ぎ澄ます
年齢の数だけ見てきた花
最近どうしているかな
そう思っていた人から連絡がくる
誰かをふと思い出すとき
その人のイメージが
電波のように飛んできます
目には見えない想いの交信
どれほどの心の電波が
この空を舞い
誰かに届いていることでしょう