猫はこちら側を覗き
レンズを通し
私を見ていたけれど
写真という形になると
きっと未来の誰かと
向き合うことでしょう
時空を超えて
私ではない他の誰かと
繋がっている
最近
写真の奥行きをいうものを
感じています
for YOU and your beautiful day
猫はこちら側を覗き
レンズを通し
私を見ていたけれど
写真という形になると
きっと未来の誰かと
向き合うことでしょう
時空を超えて
私ではない他の誰かと
繋がっている
最近
写真の奥行きをいうものを
感じています
水面に映った世界でも
桜が満開
雨の日と桜
こんな楽しみもありました
サクラ、サクラ、サクラ
この季節がやってきました
「想い」を形にすると
花びらのように
なるのではないかと想像します
咲いては
風に吹かれて舞い上がり
土に還って
巡り巡ってまた花開く
見る人の心を研ぎ澄ます
年齢の数だけ見てきた花
最近どうしているかな
そう思っていた人から連絡がくる
誰かをふと思い出すとき
その人のイメージが
電波のように飛んできます
目には見えない想いの交信
どれほどの心の電波が
この空を舞い
誰かに届いていることでしょう
きっと
何かの縁があったのでしょう
同じ人から生まれたということ
何事にも否定せず
いつも見守ってくれていました
感謝の気持ちを送ります
カメラを持っていると
あらゆるものに目がいきます
風景の一部になっていたものに
焦点が当たる
桜にも
こんな種類があったなんて
気がつけば
同じような感覚を持った人たちと
一緒に歩いている
生きるうえで
大切にしているものが
少し似ている集合体
ゆるい磁力のようにやんわりと
だけど確実に引き合い
それが人と人とを繋げています
今日は1日雨降り
花冷えの雨、恵みの雨
小学生の頃
祖父にこんな傘を買ってきてほしいと
お願いしたことがあります
頭に浮かんだイメージをそのままに
紙に描いたピンク色の傘
祖父がその通りの
傘を買ってきてくれました
それはそれは
優しい祖父と傘の記憶です
何年かに1度のペースで
会える友人
心の拠り所のような人
会う頻度と心の距離は
必ずしも比例しません
同じ空の下
彼女が穏やかな今日を
過ごしていますように
自分の心の映し鏡のよう
疲れていたり
雑念にとらわれていたりすると
被写体が待っているのに探せない
気づけない
いつも
曇りない目と心で
ファインダーを覗けたらいいのに