木槿に思うこと

木槿は祖母の花
実家の花は薄紫色でした
彼女が好きな色

夏の陽射しに向かって
悠々と咲く花を愛でながら
祖母の人生を思います

彼女が初めて働いて
自分の為に買ったという指輪は
今も私の指に

何かを見て
誰かを想う
柔らかで透明な想い

祖母に伝わっていますように

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